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【誰でもできる】小豆もやしの作り方 ※方法だけさっさと知りたい方は赤字の部分だけお読みください。

スーパーで売っているもやし。実はコレ、かんたんに作れます。もやしの作り方を紹介します。ちょっとした水耕栽培(ハイドロカルチャー)感覚で楽しいですよ♪ 

《材料》小豆

1、フタつきの入れ物に小豆を入れます。鍋でもトレーでも何でも結構です。管理人は100円ショップで買った土鍋を使用。かなり量が増えるので、少ないなと思うくらいの量を入れます。入れ物の底が見えるくらいの量で結構です。

 

2、水を入れます。あとはフタをして放っておきます。

←最初のうちは水が茶色くなります。

3、1日2回、水を替えます。水の替え方は簡単。フタをしたまま入れ物を傾け、中の水を捨てます。新しく水を注いでフタをして、入れ物を揺すります。フタをしたまま水を捨てます。たったこれだけです。水替え後は少し底に水が張っている程度に水を残しましょう。

←左から順に1日目、3日目、5日目、7日目のもやし成長記録です。

4、もやし完成です。夏場は1週間ちょっと、冬場は2週間ちょっと、で出来ます。伸びているもやしから採ります。

 

おまけですが、上の画像の分だけもやしを採った後の状態の鍋です。まだまだこんなに小豆が残っています。引き続き栽培します。採ったもやしは、晩ごはんのうどんの具になりました。

 

もやしとは、豆を暗いところで発芽させたものです。小豆でも大豆でも何でももやしになります。市販されているもやしは緑豆(りょくとう)という豆で作ったもやしがほとんどです。大豆でも小豆でももやしは作れますが、緑豆が一番成長が早く、比較的低温でも発芽するため、もやしに適しています。小豆と緑豆は同じマメ科ササゲ属です。

豆はたんぱく質を多く含んでいますが、不思議なもので発芽するとビタミンが生成されます。昔の人はもやしを作って、冬場に不足しがちなビタミンを補っていました。

この手作りもやし、冷蔵庫で10日は保存ができます。まだ生きているから冷蔵庫のなかでも成長します。

市販されているもやしはせいぜい2日もすれば傷んでしまいます。この理由は、もやし工場出荷時の殺菌工程でもやしも死んでしまうから、だそうです。もやし工場では高温多湿の状態でもやしを作ります。高温多湿だともやしはすぐに作れますが、雑菌も繁殖します。そこで出荷するときに殺菌する必要性があるのです。このもやし栽培法は、魚柄仁之助さん著作『ひと月9000円の快適食生活 』を参考にさせていただきました。魚柄さん、栄養学の知識も豊富で文章も面白くて最高です。この本なんで絶版なんだろ??

←一応参考までに。小豆の成長前と成長後の比較です。こんなにデカくなります。最初に入れる豆の量は少なめにしましょう。

 

≪材料についての情報≫2011年7月時

 北海道産 小豆 【1kg】アマゾンで購入するとお得です。ホントにもやしなんかできるんかいな〜、という疑り深い方は100円ショップの100g¥105の小豆で試してもよいでしょう。

中国産 緑豆 【1kg】小豆よりも成長が早くて、低温でも発芽する優れものの緑豆はこちらです。市販されているもやしのほとんどはこの緑豆です。

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