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【女性でもできます】自転車のタイヤ交換 〜前輪 編〜 


自転車のタイヤを交換する方法を、詳しく丁寧に紹介します。前輪の場合です(後輪はちょっとややこしいので後日UPします)。オートライトタイプ(自動点灯式)で、ホイールにハブダイナモがついている自転車です。


私の自転車、gimlet(ジムレット)です。前タイヤが完全に磨耗してしゅっちゅうパンクしています。よーし、タイヤ交換するぞー!

↑パンクしてタイヤはペチャンコ。ヒビ割れで中のチューブが露出。要交換です。


1、タイヤ交換のための工具を用意

ボロ布
パンク修理キット(中にヘラが入っているもの)、100円ショップで買えます。
15ミリレンチ10ミリレンチ

最低限必要なものはたったこれだけ。

カメラつき携帯電話も用意しておくと便利です。
手を汚したくない方はさらに軍手も用意しましょう。
もちろん交換するための外タイヤチューブもお忘れなく。


2、タイヤのサイズをチェック。

27×1 3/8 という表示があります(見にくくてすいません)。

だいたい27インチの自転車なら27×1 3/8、26インチの自転車なら26×1 3/8、のサイズです。メモしてお店の人に言えば、すぐ用意してくれます。自転車のタイヤは前輪も後輪も同じです。よほど特殊なものでなければ、前輪用、だとか後輪用、だとかいう概念はありません。


3、作業しやすいように自転車をひっくりかえす。


自転車が傷つかないように下にボロ布を敷いて、自転車をひっくり返します。オートライトがある側がこちらを向いています。以後、この状態で説明していきます。


4、携帯電話のカメラで写真を撮っておく。


後で組み付けるときに「アレ!?どの順番だったっけ?」とならないように、携帯カメラで写真を撮ります。
ほとんどの自転車は、外から順に
ナット → ワッシャー → かごステー → 泥よけステー → フレーム → ギザギザつきワッシャー 、の順に組み付けられています。


5、ハブダイナモの端子を抜く。

指でつまんで引っ張れば簡単に抜けます。


6、タイヤの空気を抜く。

空気入れ部分のネジを外し、虫ゴムのついている部品をスポッと抜きます。これでシューッとタイヤの空気が抜けます。すべて指でできる作業です。


ついでに空気入れ部分の根元のナットも外しましょう。ここで10ミリレンチの登場です。


7、ホイールから外タイヤとチューブを外す。

100円ショップで買ったパンク修理キットに入っていたヘラを使います。
ヘラを適当な箇所に突っ込み、テコの原理でタイヤを押し上げ、ヘラの端をホイールに引っ掛けます。


続いて、もう1本のヘラでその近くの箇所にて同様の作業をします。
あとはこのまま外れた部分に指を入れて、手前側に引っ張ればタイヤが外れます。


全体が外れるとこんな感じです。


8、ナットを外して、タイヤを外す。

ナットは「の」の字の反対方向に回すと緩み、外れます。


タイヤをとっちゃいます。ホイールだけになりました。


9、空気入れの位置に注意しながら、新しい外タイヤとチューブをはめる。


ここでは手ではめるだけで結構です。一部がはみ出ている形になります。


10、自転車本体にセットします。

内側から順に、ギザギザつきワッシャー → フレーム → 泥よけステー → かごステー → ワッシャー → ナット、の順に組み付けます。

ここでどうやって組み付けられてたか確認するために、携帯カメラで撮った画像が役立つというわけです。

ここでの組み付けは、まだ軽く締めるだけの仮締めにしておきます。手で締めるだけで結構です。


11、空気入れ部分が、垂直になるようにセットします。

色々な方向から見て、斜めになっていないか、垂直になっているか、を確認しながら10ミリレンチでしっかりと本締めします。


よーし、OKだー!垂直だー!


垂直が確認できたら、虫ゴムのついている部品や、その留め金をセットして締めます。


12、ヘラを使って、新しい外タイヤとチューブをセットします。

一部はみ出ていた外タイヤの部分をヘラでグッと押し上げ、ホイールにセットします。


13、全体を揉むようにしてほぐしながら、少しずつ空気を入れます。

中のチューブが噛んだり、偏ったりしないようにするために、揉みます。

ある程度まで空気が入ったら、揉まなくて結構です。通常通り空気を入れましょう。


14、ハブダイナモの端子の位置に注意しながら、ナットを14ミリレンチで本締めします。

ハブダイナモの端子がおかしな位置にないようにしましょう。照明コードの一番近くにハブダイナモ端子がくるようにしましょう。

この14、の工程で間違えて、おかしな位置にハブダイナモの端子をセットしてしまっても、後でやり直しが利きます。ご心配なく。

またナットを緩めて調整すりゃいいだけです。


15、ハブダイナモの端子を差し込んで、完成です。


ばんざーい!完成です。自転車屋さんに頼むと5000〜6000円ほどかかりますが、自分で処置すれば材料代のみの2000円いかない程度で済みます。

管理人は調子にのって軍手を使わず作業しました。すっごい手が汚れます。しかもなかなか汚れが落ちません。軍手を使った方が良いです(泣)


さて、これで完成したわけですが・・・。

私の自転車、gimlet(ジムレット)について、いささか不満があります。





不具合が多すぎる!





毎日200メートル程度の移動に使用してるのですが、買ってすぐにブレーキパッドは削れて完全磨耗するわ、ライトの電球は球切れ起こすわ、カゴを留めてるネジはすぐに緩むわ、ギアチェンジワイヤは被覆が剥がれて中身が露出してるわ、後輪はしょっちゅうパンクするわ、挙句の果てにパァン!と外タイヤごと破裂するわ・・・、

と、ひどい有様です。粗悪品の部品ばかり使っているような気がします。

後輪タイヤは破裂したので、新品と交換しました(後輪編も順次UPします)。交換してからは一度もパンクしません。

今回、前輪タイヤを交換しましたので、これで前輪後輪両方交換したことになります。

買ってまだ3年しか乗ってないのに・・・。

このgimlet(ジムレット)という自転車は人にお勧めできませんね。

もっとも、この不良自転車のおかげで私はパンク修理もタイヤ交換も、スイスイできるようになりましたけどね。

そういう意味では良い自転車だな〜、と思うようにしています。



≪材料についての情報≫2011年12月時

パンク修理キット:100円ショップで買えます。

外タイヤ:ジャンボエンチョーで1200円でした。もっと安いところを探せばたくさんあると思います。売られているタイヤは、元からついているタイヤより高品質のものがほとんどです。

チューブ:ジャンボエンチョーで600円でした。合計しても2000円いかない程度の出費で済みます。

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