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実験!】橙(だいだい)果汁でカッテージチーズを作ってみる ※レシピだけさっさと知りたい方は赤字のところだけ読んでください。

以前、カッテージチーズの作り方を紹介しました。牛乳あるいは低脂肪乳にお酢を加えて、チーズのもとホエー(乳清)に分離させる方法でしたね。今回は、橙(だいだい)の果汁でも同様にカッテージチーズを作ってみました。

結論から言いますと、あまりうまく出来なかったです…。どうも橙じゃ酸度が弱いみたい。一応紹介します。

《材料》低脂肪乳1リットル、橙(だいだい)果汁200t、(低脂肪乳とお酢の比は10:1ですが、念のため橙果汁は多目に用意しました)



1、低脂肪乳1リットルを40〜50℃に温めます。40℃くらいで火を止めましょう。余熱で50℃くらいになりますので。




2、橙果汁200tを入れ、手早く混ぜます。低脂肪乳とお酢の比は10:1でした。最初は同様に100cc入れたのですが、固まりません。したがって、2倍の200ccを入れました。これだけ入れれば固まるだろうと思いきや…。

↑う〜ん…。橙果汁を200tも入れたのに、あんまり固まってないなぁ〜…。


3、濾(こ)して水分を絞ります。鍋の上にザルを置いて、その上にフキンを載せます。そこにフワフワしたのチーズのもとを流し込みます。いっぺんに流し込むとこぼれる危険もあるので、おたまですくって流し込む方がおすすめです。フキンといっても100円ショップで買ったバンダナですけどね。




4、6時間後、やっと水分が絞れました。時間かかりすぎです。しっかり分離できていないからこうなります。ほとんど自然乾燥だよ…。



5、一応完成です…。う〜ん…。何だかねばっこいぞ。お酢で作ったカッテージチーズのようにフワフワ感は全くありません。


さて、肝心の味やいかに…。

まずくはないんだけど…。橙の風味はすごく効いています。香りも柑橘系の香りがプンプン…。でもあまり好きな味じゃないです。普通にお酢で作ったカッテージチーズの方が美味しいです。

橙はお酢に比べ酸度が低いらしく、量を2倍にしたにも関わらず、うまく固まりませんでした。でもすっぱいのはそのまんま。

ホエー(乳清)も橙の香り・風味が効いていますが、お酢で作ったカッテージチーズで生成されたホエー(乳清)の方が美味しいです。

というわけで、結論!

お酢の代わりに橙果汁でカッテージチーズを作ると、あまり美味しくない。

ということでした。あまりおすすめできません。トホホ…。



≪材料についての情報≫2012年1月時

低脂肪乳:トップバリュー低脂肪乳を使用。マックスバリューで98円でした。30%引きの物でもできますよ。

橙(だいだい):近所の農家から10キロほど無料でいただきました。ヤフオクでも10キロ100円くらいで売っています。

塩:アジシオを使用。100円ショップで売ってます。


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